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巨大加速器 産官学挙げ誘致へ

发布者: 上官飞飞 | 发布时间: 2012-1-9 12:54| 查看数: 926| 评论数: 0|

物質に質量がある起源とされる「ヒッグス粒子」など未知の素粒子の解明に用いられる「加速器」と呼ばれる世界最大の実験施設を日本に誘致しようと、ことし国内の2か所の候補地で本格的な地質調査が始まるなど、誘致に向けた産学官を挙げての動きが活発になりそうです。

「国際リニアコライダー計画」と呼ばれるこの計画は、地下に全長30キロの直線のトンネルを設置して、その中で電子と陽電子を光とほぼ同じ速さで衝突させ、未知の素粒子の解明につなげようというものです。建設費はおよそ8000億円に上る見込みですが、完成すれば世界中から研究者やメーカーなどが集まり、経済の活性化も期待できるとして、世界で誘致の動きが始まっており、日本からも福岡県と佐賀県にまたがる「脊振山地」と岩手県の「北上山地」が名乗りを上げています。予定では、2014年以降に各国政府の協議で設置場所を決めて2020年代半ばの完成を目指しており、日本では先月、野田総理大臣も出席して誘致を目指すシンポジウムが開かれたほか、早ければ今月にも海外の研究者を日本に招いて東北と九州の候補地の環境をアピールすることにしています。また、ことしの春から夏にかけて、政府の予算で候補地の本格的な地質調査が行われるなど、ことしは産学官を挙げて巨大加速器の誘致に向けた動きが活発になりそうです。日本が世界最大の加速器の誘致を目指す背景には「素粒子物理学」の分野でノーベル物理学賞の受賞者を相次いで出しながら、未知の素粒子の解明につながるような欧米並みに規模の大きな加速器が国内にないことがあります。欧米では、アメリカのシカゴ郊外にあるフェルミ国立加速器研究所に1周6キロの大型の加速器があり、現代の物理学の標準理論で予言された17種類の素粒子のうち、16番目となる「トップクォーク」を1995年に発見しています。また、スイスのジュネーブ郊外には、CERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関が1周27キロもある大規模な加速器を建設し、標準理論で予言された最後の素粒子「ヒッグス粒子」を早ければ、ことし中にも発見する可能性が高まっています。ただ、今後「ヒッグス粒子」が発見されても、従来の円形の加速器では粒子どうしが衝突する前に失うエネルギーが大きく、詳しい性質まで調べるのは難しいとされ、世界中の研究者が、失うエネルギーを最小限にとどめられる直線状の巨大な加速器を必要としています。日本には、現在、1周3キロの比較的規模が小さな加速器しかなく、これを機会に世界最大となる新たな加速器を日本に誘致したいという機運が高まっています。

 


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