大相撲初場所の11日の取組で、土俵下に転落して頭を打ち、一時意識を失った行司の木村庄三郎が、12日、元気に土俵に立ち、予定どおりの2番を裁きました。 東京・両国の国技館で開かれている大相撲初場所で、4日目の大関・把瑠都と小結・若荒雄の取組の際に、行司の木村庄三郎が敗れた若荒雄に接触し、土俵下に転落しました。庄三郎は、頭を打って一時、気を失ったため、都内の病院で検査を受けました。検査の結果、頭などに大きなけがはないと診断され、5日目は元気に土俵に立って、予定どおり2番を裁きました。庄三郎は「皆さまには、ご迷惑をおかけしました。接触した若荒雄には、大丈夫だから心配せずに頑張ってと伝えました。きょうは無事に務められて、ほっとしました」と話していました。 |