東京・大田区の池上本門寺で、7日、仏像が盗まれていたことが分かり、警視庁は窃盗事件として捜査しています。 警視庁によりますと、7日午前10時ごろ、東京・大田区池上にある池上本門寺の境内で、経蔵と呼ばれる建物に収められていた仏像がなくなっているのを、僧侶が発見し、警察に通報しました。盗まれた仏像は「一塔両尊」と呼ばれる仏像で、幅1メートルほどの台座の上に、金ぱくが施された高さおよそ70センチの如来像が左右に2体置かれていたということです。寺で仏像が最後に確認されたのは、大掃除を行った先月30日で、その後、盗まれたことが分かった7日までの間、仏像は日中、参拝客に公開されていたということです。警視庁は、仏像が公開されている間に何者かに盗まれたとみて、窃盗事件として捜査しています。 |