三笠宮寛仁さまは、あごの下の部分に見つかった腫瘍を取り除くため、１０日、のどの一部や周辺のリンパ節を切除する手術を受けられました。

三笠宮寛仁さまは、のどに痛みがあったことなどから、先月６日に千葉市の医療機関で検査を受けられたところ、あごの下の部分に腫瘍が見つかりました。先月１９日に東京・千代田区の杏雲堂病院に入院した寛仁さまは、１０日の午前中からおよそ１０時間かけて腫瘍を取り除く手術を受けられ、手術は１０日午後７時半前、無事終わったということです。宮内庁などによりますと、手術によって腫瘍があった中咽頭の右側の一部の組織が切除されたほか、周辺のリンパ節も取り除かれたということです。また、切除した部位に腹部の組織を移植する手術も行われたということです。腫瘍が悪性かどうかについては、病理検査が進められていて、手術の詳しい内容や術後の経過などについて、執刀した主治医が、１１日、記者会見をして説明することになっています。